本刀、井上真改の長寸且つ健全な一口です。鉄色極めて明るく、変わり塗の太刀拵と共に、内外希少な傑出の名刀であります。

刀　井上和泉守国貞（井上真改）（菊紋）寛文十二年二月日　附白檀塗鞘糸巻太刀拵　第14回重要刀剣　特別保存刀装具鑑定書　新刀最上作　薫山鞘書

Katana [Inoue Izumi-no-kami Kunisada(Inoue Shinkai)][N.B.T.H.K] Juyo Token [N.B.T.H.K]Tokubetsu Hozon Tosougu

品番：KA-030923
価格 (price)御成約/sold out(JPY)
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鑑定書：Paper(Certificate): 第14回重要刀剣指定、特別保存刀装具鑑定書

国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai)：摂津国,大阪府(Settsu)・江戸時代中期寛文十二年(Middle Edo period 1672)

刃長：Blade length(Cutting edge): 76.36cm（二尺五寸二分） 反り：Curve(SORI): 1.5cm
元幅：Width at the hamachi(Moto-Haba): 3.35cm　元鎬重：Thickness at the Moto-Kasane: 0.82cm
先幅：Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.55cm　先鎬重：Thickness at the Saki-Kasane: 0.55cm
茎：Sword tang(Nakago): 生ぶ、化粧鑢目、目釘孔1個。
拵全長：Length of Koshirae : 約118cm

【重要刀剣図譜より】
法量長二尺五寸二分　反五分弱　元幅一寸五厘　先幅七分二厘　鋒長一寸一分半　茎長六寸八分半　茎反僅か
形状鎬造、庵棟、反り浅く、中鋒。
鍛小板目肌よくつみ、地沸つき、地景交じる。
刃文直刃調、小互の目揃い、小足頻りに入る。
帽子小丸。
茎生ぶ、先刃上栗尻、鑢目化粧、目釘孔一、表に井上和泉守国貞、裏に菊紋、及び、寛文十二年二月日の年紀がある。

説明
　井上和泉守国貞は生国日向飫肥で、京に出て堀川国広の弟子となった。その子も初め和泉守国貞を名乗り、寛文十二年八月名を真改と改めた。この国貞は真改の若打で、小互の目の揃った刃文は珍しく、よく出来ている。