本刀は肥前国住藤原吉光の鍛肌、刃紋の巧妙な働きと、彼の作風を顕著に示した互の目乱刃の傑作刀です。
刀 肥前国住藤原吉光作 昭和丁己年九月吉日
katana [Hizen Koku-Jyu Fujiwara Yoshimitu]
品番:KA-040413
価格 (price)売約済/sold out(JPY)
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鑑定書: 現代作品であるため未鑑定。
国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai): 佐賀県(Higo/Sagaken) 昭和五十二年(Syouwa era)
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刃長:Blade length(Cutting edge): 70.4cm(二尺三寸二分強) 反り:Curve(SORI): 1.8cm 元幅:Width at the hamachi(Moto-Haba):3.28cm 元鎬重:Thickness at the Moto-Kasane: 0.7cm 先幅:Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.4cm 先鎬重:Thickness at the Saki-Kasane: 0.5cm 茎:Sword tang(Nakago): 生ぶ、切鑢目。目釘穴:(Mekugiana):1個 体配:Shape(Taihai): 中切先、鎬造り、庵棟。 地鉄:JiganeHada): 杢目肌。地沸付く。 刃文:Temper patterns(Hamon): 互の目乱れ刃。 帽子:Temper patterns in the point(Bohshi): 乱れて小丸へ深く返る。 登録:Registration Card: 佐賀県 昭和52年
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【解説】刀銘、肥前国住藤原吉光。本名は福田吉光、明治45年生。大戦中は海軍の受命を受け兄とともに鍛刀しました。吉光刀匠の刀は切れ味に定評があります。また肥前刀の伝統である鍛えの美しさと、特に刃紋の働きが巧妙であるため人気があり、美術刀剣はもとより、扱い易い居合抜刀用の刀に至るまで幅広く製作したことでも名を上げた刀匠です。本刀も肥前刀の上工の作を狙って作られた作品であり、刀身、茎仕立てに至るまで肥前刀の掟通りと思える作り込みを呈しています。 本作、体配から、刃長、二尺三寸二分と常寸を上回り、身幅は元先尋常。反りの加減が適当で美しい刀姿の一振りです。鍛えは、杢目肌が詰む鍛肌で、地沸が強く付いて地鉄明るく冴えます。刃文は互の目乱れで、匂深く、小沸よく付いて、刃中には、足長くよく入り、砂流し、金線が長く現れるなど、抜群の働きが見られ誠に見事であります。帽子は、そのまま乱れ込んで小丸へ確りと返ります。茎は生ぶで切鑢。銘が整然と肥前忠吉のようにきっちりと刻されています。肥前国住藤原吉光の作品は、どちらかというと直刃が多い様子であり、乱れ刃紋の作品は希少です。本刀は肥前国住藤原吉光の鍛肌、刃紋の巧妙な働きと、彼の作風を顕著に示した互の目乱刃の傑作刀です。白鞘、金着せ二重はばき
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