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筑後清貞の生ぶな御刀です。福岡県を郷土とする御客様には特にお奨めしたい一振りです。

刀 筑後国久留米住清貞 慶應三卯歳二月日 保存刀剣鑑定書

katana [Chikugo-Koku Kurume Kiyosada] [N.B.T.H.K]Hozon token


刀 筑後国久留米住清貞 慶應三卯歳二月日 保存刀剣鑑定書

品番:KA-060513
価格 (price)御成約/sold out(JPY)
(消費税込。10万円以上の商品は国内送料込)

鑑定書:Paper(Certificate): 保存刀剣鑑定書

国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai): 筑後国(Chikugo/Fukuoka) 慶應三年(Edo era 1867 年)

刃長:Blade length(Cutting edge): 68.7cm(二尺二寸六分五厘) 反り:Curve(SORI): 1.8cm
元幅:Width at the hamachi(Moto-Haba): 3.15cm 元鎬重:Thickness at the Moto-Kasane: 0.73cm
先幅:Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.3cm 先鎬重:Thickness at the Saki-Kasane: 0.55cm
茎:Sword tang(Nakago): 生茎、化粧筋違鑢目。目釘穴:(Mekugiana):1個。

体配:Shape(Taihai): 鎬造、庵棟、中切っ先。
地鉄:Jigane(Hada): 板目肌詰んで、地沸付く。
Temper patterns(Hamon): 互の目乱れ。
帽子:Temper patterns in the point(Bohshi): 直となって小丸へ返る。
登録:Others: 福岡県

【解説】本作の筑後清貞は、天正頃(1573年~)から、文化頃(~1818年)頃まで大隅国で栄えた清貞一門の流れをくむ清貞が慶應頃に、筑後国(現在の福岡県久留米市)に移住して鍛刀し、筑後国久留米住清貞と号したと考えられます。作品は、登録も福岡県であり、現在に於けるまで生地を離れず伝来した生ぶな御刀であり、福岡県を郷土とする御客様には特にお奨めしたい一振りです。
本刀、体配は、刃長が二尺二寸六分五厘と頃合いで、身幅、先幅、重ねは尋常。反り加減もほど良くして、誠に手持ちが良く、さぞかし使いやすそうである姿が美しい御刀です。地鉄は、板目肌がよく詰んで地沸が厚く付く強い鍛えの鉄肌です。刃文は匂口が締まった互の目乱れを焼いており、刃文のリズムに規則性がある入念作とみられるものです。刃中には、足砂流し、金線が働いて、刃味を引き立てています。帽子は横手から直ぐとなって小丸へ返ります。茎は生ぶで文句なしの状態です。筑後清貞の生ぶな御刀です。福岡県を郷土とする御客様には特にお奨めしたい一振りです。白鞘、保存刀剣鑑定書

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