本作は当時から高い技量で人気の高い石堂是一の入念作。同工の独創性が窺える丁子刃が特に見所な傑出の逸品です。
刀 石堂藤原是一精鍛 慶応二年八月日用盛岡之産餅鉄練之 特別保存刀剣鑑定書
Katana [Ishido Fujiwara Korekazu][N.B.T.H.K]Tokubetsu Hozon Token
品番:KA-100222
価格 (price)御成約/sold out(JPY)
(消費税込。10万円以上の商品は国内送料込)
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鑑定書:Paper(Certificate): 特別保存刀剣鑑定書
国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai): 武蔵国,東京都(Musashi)・江戸時代後期 慶応二年(Late Edo period 1866)
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刃長:Blade length(Cutting edge): 70.3cm(二尺三寸二分) 反り:Curve(SORI): 1.2cm 元幅:Width at the hamachi(Moto-Haba): 3.15cm 元鎬重:Thickness at the Moto-Kasane: 0.75cm 先幅:Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.35cm 先鎬重:Thickness at the Saki-Kasane: 0.60cm 茎:Sword tang(Nakago): 生ぶ、化粧筋違鑢目、目釘孔1個。
体配:Shape(Taihai): 鎬造、庵棟、中切先。 地鉄:Jigane(Hada): 小板目肌。 刃文:Temper patterns(Hamon): 丁子乱。 帽子:Temper patterns in the point(Bohshi): 乱れ込んで小丸に返る。 登録:Registration Card: 大阪府
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【解説】 是一は長運斎綱俊の甥で名を政太郎といい、文政三年に生まれました。六代目 石堂是一の養子となり、天保十二年頃に石堂是一の七代目を継ぎました。石堂家中の名手として名高く、当時より絶大な人気を博し、徳川家御用鍛冶にもなり、運寿斎、龍泉斎と号しました。「石堂運寿是一精鍛作」「石堂藤原是一精鍛」「藤原是一精鍛」などと銘を切ります。是一は角元興・勝村徳勝など多くの門人を育成しており、新々刀期を代表する名工です。 本刀体配は、刃長が二尺三寸二分。身幅重ね尋常に鎬筋凛とし、反り浅く、フクラ豊かな中切っ先となる堂々とした刀姿です。地鉄は良く練られた小板目肌で、地沸付き、潤いのある強靭な鍛えとなります。刃文は大小の丁子が派手やかに乱れる石堂家の御家芸ともいえる備前伝を焼いています。刃中極めて明るく冴えて、足、葉、砂流しや金線が盛んに働き、非常に華やかです。帽子は乱れ込んで先小丸へ返ります。茎は丁寧な化粧筋違鑢で仕上げ、力強い鏨使いで銘を刻します。本作は当時から高い技量で人気の高い石堂是一の入念作。同工の独創性が窺える丁子刃が特に見所な傑出の逸品です。白鞘、金着一重鎺、特別保存刀剣鑑定書。
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