笄 銘 明治四辛未孟冬日 竜胆唐草図割笄 勤作之(一乗派) 特別保存刀装具鑑定書
Kougai [Rindou-Karakusa-zu Saki-Kougai] [N.B.T.H.K] Tokubetsu Hozon Tosougu
品番:KO-070819 |
鑑定書:Paper(Certificate): 特別保存刀装具鑑定書
国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai): 江戸時代(Edo era) |
竜胆唐草図割笄 金無垢石目地 高彫 |
【解説】製作された年号は記されているが、作者の銘が入っていない。一乗派と鑑定されている。後藤一乗は、寛政三年(1791)三月三日に京都室町頭木の下町で後藤七郎右衛門重乗の次男として生まれる。実の兄弟に光照、光覧の巧手がいる。幼少の頃、乞われて同苗の八郎兵衛謙乗の養子となる。十一歳で半左衛門亀乗に師事し、文化二年に養子謙乗の病死により、十五歳で家督を相続して八郎兵衛家の六代目の当主となり、光貨と名乗る。文化八年(1811)に二十一歳で光行と改名し、江戸の宗家、四郎兵衛家の加役である大判の墨書改めや分銅の製作などの京都における業務も代行した。さらに、文政七年(1824)には光代と改名した。光格帝の正宗の刀の装具製作を行い、同年十二月十九日に法橋の位に叙されている。これを機に一乗と名乗り、一乗光代と称した。時に三十四歳で、本邦彫金界の掉尾を飾った名人である。本作は純度の高い金無垢地に竜胆唐草を高彫とし、地は石目仕立てとしている。竜胆は秋に薄紫色の花を咲かせ可憐さを感じさせ、一乗派にも見られる画題である。出来も良く、担当拵には無くてはならない割笄です。 |
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