短刀　銘 兼景　特別貴重刀剣 特価品 ・買取り刀

品番：STA-081612
価格 期間限定特価(price)御案内終了/sold out(JPY)
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鑑定書：Peper(Certificate): 特別貴重刀剣

国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai)： 美濃国(Mino) 室町時代・天正頃（Muromachi era １５７３年頃）

刃長：Blade length(Cutting edge): 28.8ｃｍ（一寸九寸余） 反り：Curve(SORI): 反り0.3ｃｍ
元幅：Width at the hamachi(Moto-Haba): 2.52ｃｍ　元鎬重：Thickness at the Moto-Kasane: 0.55ｃｍ
先幅：Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.1ｃｍ　先鎬重：Thickness at the Saki-Kasane: 0.45ｃｍ
茎：Sword tang(Nakago): 生ぶ、桧垣鑢目。目釘穴：(Mekugiana):１個

体配：Shape(Taihai): 平造、庵棟、健全。
彫物：Engraving: 表裏に丈比べ二本樋を彫る。
地鉄：Jitetsu(Hada): 板目肌、地沸つく。
刃紋：Temper patterns(Hamon): 丁子乱れ刃紋。
帽子：Temper patterns in the point(Bohshi): 乱れこみ小丸へ返る。
登録：Registration Card: 大阪府　昭和４６年

【解説】【解説】兼景は、初代は文明の末から大永にかけての美濃の鍛冶です。兼景系図では孫次郎兼景の子に源三郎、又助、又七郎、源二郎らがおり、門人と思われるものに小左衛門、小助、二郎左衛門があり、それぞれ兼景を名乗ります。
本作の兼景は戦国武将の前指として用いられたであろう短刀で、、室町天正頃の名工であった小十郎兼景の作と見られます。小十郎兼景は数々の名作を残し晩年は美濃から作州へ移り鍛刀したと伝えられています。刻銘は、兼景、濃州関之住兼景、濃州岐阜兼景作、などと切りました。
本刀体配は、身幅重ね尋常。やや反りが付いてスラリとした姿美しい短刀で、表裏に二本樋を刻します。地鉄は板目肌鍛えで地沸が付きます。刃紋は匂出来の丁子乱れ刃紋で箱刃掛かる丁子刃、また飛び焼が交じります。刃中には砂流しがしきりに掛かり、更に沸づき、金線となるなど働きは極めて盛んであり楽しめます。帽子は、そのまま乱れこんで小丸へと深く確りと返ります。茎は生ぶ。美濃特有の細かな檜垣鑢に兼景と大きく立派に銘が刻されています。錆味も良好。雅趣に溢れた実戦を考慮した鋭さが魅力の短刀です。研ぎが古く小錆が見えますが、急ぎ研磨の必要は無く、このままお楽しみいただける一振です。白鞘、銀無垢はばき、特別貴重刀剣