室町時代兼常の、姿、焼き刃とも上出来で、附の合口拵も誠に立派。内外揃った気持ちが良い短刀の優品です。御奨めの一振り也。
短刀 拵付 兼常 焦茶漆塗鞘五三桐紋金物合口拵 末古刀 業物 特別貴重刀剣認定書
Tantou [Kanetune] [N.B.T.H.K] Tokubetu Kityou Token
品番:TA-030411
価格 (price)売約済/sold out(JPY)
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鑑定書:Paper(Certificate): 昭和43年特別貴重刀剣認定書
国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai): 美濃国 (Mino-Koku) 室町時代・永禄頃(Eiroku 1558年)
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刃長:Blade length(Cutting edge): 29.1cm(九寸六分) 反り:Curve(SORI): 0.15cm 元幅:Width at the hamachi(Moto-Haba): 2.92cm 元鎬重:Thickness at the Moto-Kasane: 0.63cm 先幅:Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.3cm 先鎬重:Thickness at the Saki-Kasane: 0.45cm 拵全長約:Length of Koshirae : 44cm 茎:Sword tang(Nakago): 生ぶ、桧垣鑢目、目釘孔二
体配:Shape(Taihai): 平造 庵棟、健全。 地鉄:Jigane(Hada): 杢目肌、白け映りたつ。 刃文:Temper patterns(Hamon): 互の目。 帽子:Temper patterns in the point(Bohshi): そのまま小丸へ返る。 登録:Others: 山形県 昭和32年登録
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【解説】兼常の初代は大和鍛冶の一族で、応永頃に美濃関に移住したと云われています。以後、兼常は室町期に数代あり名跡は新刀期にまで伝わり繁栄します。兼常一派は、美濃鍛冶の双璧である孫六兼元、和泉守兼定(之定)に次いで評価の高い美濃鍛冶の代表的な家系で、特に切れ味の良さで有名な刀工群です。本作の兼常は永正頃から永禄頃に掛けての兼常と鑑せられます。 本刀体配は、平造りで身幅たっぷりとして、重やや薄く、僅かな反りがついた雅味ある姿健全な短刀です。地鉄は杢目肌で、刃先が柾状に流れる鍛肌で、地鉄にゆるみが無く総体によく詰んで地沸が一面について冴えます。また室町後期の美濃刀らしい淡い映りが棟寄りに現れています。刃文は焼き出しを低くし、よく整った匂い出来の互の目を焼いており、純白の匂で刃縁はよく締まり明るく冴えて輝きます。帽子は僅かに刃側に倒れて小丸に返ります。茎は生ぶで、錆び味、鑢目、刻銘、全て完全であり、室町期の作と考えると茎千両といえる状態です。附の拵は、五三桐紋金物で装われ、たいへん見栄えがよく風格がある合口拵です。このように内外揃って気持ちが良く、作柄誠に上品な短刀の優品で、御奨めの一振りとなります。※拵の鞘は濃焦げ茶色です。写真では黒っぽく写っております。
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