品番:TU-210515 |
鑑定書:Paper(Certificate):保存刀装具鑑定書
国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai):江戸時代(Edo era) |
百足模様図鍔 丸形 鉄地 鋤下彫 針金象嵌 縄目土手耳
縦:Length: 7.5cm 横:Width: 7.4cm 切羽台厚:Thickness: 0.50cm 重量:Weight: 152g 桐箱入(In paulownia wood box)
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[解説] 信玄と鑑定された鍔である。この名を聞くと誰しも甲斐の勇将、武田信玄を連想させる事であろう。信玄の主命によって製作したものでもなく、甲斐で作られたものでもない。この一派も、尾張鍔、平安城透鍔と同様で工匠の作銘のあるものは無い。時代は、上記二派の起源に近く、古くは室町時代中期頃より江戸時代中期頃まで続いたものと思われる。おそらく京都を中心とした、正阿弥派、埋忠家の枝分かれした、いずれかの工匠が新しい手法で製作したのであろう。普通見るのは、鉄地に丸形のものが多く、本作もその掟通りで鋤下彫となり、回りに針金象嵌を施し、あたかも百足を見る観がある。厚手の鉄地錆びも時代が上り、江戸時代初期は充分にあり、耳も縄目土手耳となっている。この縄目耳は、栃畑と言われている一派にあり、石見銀山付近に栃畑という地名があり、そのまま作鍔の銘として呼んでいる。とにかく珍らしい鍔と思わせる優鍔である。 |
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