脇差 武州住法城寺橘永弘 初国吉 附黒呂塗鞘脇差拵 特別保存刀剣鑑定書
Wakizashi [Houjyouji Tachibana Nagahiro] [N.B.T.H.K] Tokubetu Hozon Token
品番: WA-020612 |
鑑定書:Paper(Certificate): 特別保存刀剣鑑定書
国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai): 武蔵国(Musashi) 江戸時代・貞享~元禄頃(Edo era 1684~1688年頃) |
刃長:Blade length(Cutting edge): 55.9cm(一尺八寸四分半) 反り:Curve(SORI): 1.7cm |
【解説】本作の武州住法城寺橘永弘は、江戸時代は貞享頃、江戸法城寺派の刀工で、同派の中でも高い技量の持ち主です。本名は弥兵衛のちに宅太夫と称し江戸で活躍しました。初銘は国吉。後に近江守を受領します。武州住法城寺橘永弘、武州住法城寺橘国吉、武州住近江守法城寺橘国吉などと銘を切りました。遺作となる作品が少なく、現在残された在名品は誠に貴重な御刀と言えます。例えば武州住法城寺橘国吉銘の御刀が江戸東京博物館の所蔵品(博物館資料番号・99003165)となっているなど、ここでも現存作がいかに貴重であるかが証明されています。本刀は出来が良く姿が抜群。何処を見ても立派で健全。更に裏銘(初国吉)とある武州住法城寺橘永弘の代表作品となる一振りです。 |
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