脇差 一 出羽守藤原行廣(二代)業物 特別保存刀剣鑑定書
Wakizashi [Ichimonji Hizen Dewanokami Yukihiro] [N.B.T.H.K]Tokubetsu hozon Token
品番:WA-030615 |
鑑定書:Paper(Certificate): 特別保存刀剣鑑定書
国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai): 肥前国(Hizen) 江戸時代・元禄頃(Edo era 1688年頃) |
刃長:Blade length(Cutting edge): 54.6cm(一尺八寸) 反り:Curve(SORI): 1.8cm |
【解説】江戸初期の肥前刀を代表する名工、一出羽守藤原行廣です。一出羽守藤原行廣、一肥州出羽守行廣、肥前出羽守藤原行廣、などと銘切りします。切味位列は業物にランクされています。初代行広は初代忠吉の孫で、一文字のように、一と切るのは石堂鍛冶から備前伝を学んだ事に由来し、自らを肥前一文字と称しました。この習慣は二代へ引き継がれました。行広は鍋島家のお抱え鍛冶も勤めており、その手腕は大変優れております。初銘は行永、貞享元年に出羽大掾を受領、後に守となりました。元禄十四年六十九歳で歿するまで数多くの名作を鍛刀しました。 |
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