脇差　加州住藤原光国（新刀）（金象嵌截断銘）カリカ子　土壇拂堅土迄入切味無類　延宝八年閏八月廿七日様之　附 拵　特別保存刀剣鑑定書

品番：WA-070122
価格 (price)御成約/sold out(JPY)
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鑑定書：Paper(Certificate): 特別保存刀剣鑑定書

国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai)： 加賀国,石川県(Kaga)・江戸時代中期 延宝八年(Middle Edo period 1680）

刃長：Blade length(Cutting edge): 59.5cm（一尺九寸六分）　反り：Curve(SORI): 1.2cm
元幅：Width at the hamachi(Moto-Haba): 3.01cm　元鎬重：Thickness at the Moto-Kasane: 0.63cm
先幅：Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.40cm　 先鎬重：Thickness at the Saki-Kasane: 0.45cm
拵全長：Length of Koshirae : 約87cm　茎：Sword tang(Nakago): 生ぶ。化粧筋違鑢目。目釘孔1。

体配：Shape(Taihai): 鎬造、庵棟、中切先。
彫物：Engraving: 表裏に棒樋。
地鉄：Jigane(Hada):  板目肌に淡く映り立つ。
刃文：Temper patterns(Hamon): 湾れに互の目、丁子を交える。
帽子：Temper patterns in the point(Bohshi): 直ぐで大丸へ返る
登録：Registration Card: 東京都

【解説】
加州光国は加賀国、陀羅尼派の刀工。時代を寛永頃と伝えています。本作は延宝から天和にかけて活躍した光国で本名は忠右衛門、後に光平と改名します。銘を加州住藤原光国、加州住光国などと切ります。寛永頃から元禄頃まで、四代続いた加賀光国の三代目にあたる刀匠の作品です。
本刀は、刃長が一尺九寸六分。身幅重ねは尋常に反り浅く、フクラ豊かな中切っ先となる刀姿です。地鉄は、板目肌よく詰み、地沸が細かに付いて、淡く映りが立ちます。刃文は湾れに互の目、丁子が交じる焼刃で、刃縁には沸粒がつき輝きます。刃中には砂流し、金線などが働き派手やかです。帽子は直ぐで大丸へ返ります。茎は生ぶで、化粧筋違鑢に仕立て銘と年紀、截断銘が金象嵌で施されます。本作潤いに満ちた地肌に、湾れを基調とする同工独特の焼刃合わさった人気の高い金象嵌截断銘入りの優品としてご紹介致します。※本品は委託品の為、古研ぎです。白鞘、金着せ二重はばき、附 朱石目地塗鞘脇差拵、特別保存刀剣鑑定書。