脇差 備中國呰部住河野理兵衛尉為家(花押)水田住山城大掾源国重 寛永十八年二月吉日 附 黒石目地七五三笛巻塗脇差拵 日本刀工辞典 新刀篇掲載品 特別保存刀剣鑑定書
Wakizashi [Bitchukoku-azae-ju Tameie & Mizuta-ju Yamashiro-daijo Minamotono Kunishige] [N.B.T.H.K] Tokubetsu Hozon Token
品番:WA-100120 |
鑑定書:Paper(Certificate):日本刀工辞典 新刀篇掲載品 特別保存刀剣鑑定書
国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai):備中国,岡山県(Bitchu)・江戸時代初期 寛永十八年(Early Edo period 1641) |
刃長:Blade length(Cutting edge):46.6cm(1尺5寸四分)反り:Curve(SORI): 1.4cm |
【解説】古刀期より備中高梁の北方に位置する水田・呰部の地には鍛冶群が栄えました。戦国末期、刀剣の需要が急激に高まる中、松山城主の三村氏や毛利氏、呰部城主の植木氏の需要に対して、呰部為家、水田国重の他、多くの刀工が仕え作刀しました。備中水田一門と備中呰部為家は、ともに古青江為次の末裔にあたります。本作は、世に呰部水田(あざえみずた)と称される河野理兵衛尉為家と、水田住山城大掾源国重との合作刀で、寛永十八年二月吉日の年紀が入る誠に貴重な御刀です。本品は日本刀工辞典 新刀篇掲載品となります。二度と市場に出回らないであろう名刀です。 |
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