この刀は貞重の入念作で、更に河野昭忠名人の手による緻密な彫刻も施されており、滅多に出物が無い豪華な一振です。
刀 豫州西條住貞重入道作 越後三条住河野不動子昭忠彫之 昭和十二年十月日
Katana [Yosyu Saijyo-jyu Sadashige Nyudou]
品番:KA-010416
価格 (price)売約済/sold out(JPY)
(消費税込。10万円以上の商品は国内送料込)
|
鑑定書:Paper(Certificate): 未鑑定・銘合格保証品
国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai): 豫州(愛媛県東予地方・Ehime)・昭和12年(Syouwa era 1937年)
|
刃長:Blade length(Cutting edge): 73.6cm(二尺四寸三分) 反り:Curve(SORI): 2.8cm 元幅:Width at the hamachi(Moto-Haba): 3.58cm 元鎬重:Thickness at the Moto-Kasane: 0.82cm 先幅:Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.7cm 先鎬重:Thickness at the Saki-Kasane: 0.62cm 茎:Sword tang(Nakago): 生ぶ、化粧筋違鑢目、目釘穴1、 体配:Shape(Taihai): 鎬造、庵棟、中切っ先。 彫物:Engraving: 表に不動明王と凡字、裏に玉追龍を彫る。 地鉄:Jigane(Hada): 板目肌、地沸付く。 刃文:Temper patterns(Hamon): 丁子乱刃。 帽子:Temper patterns in the point(Bohshi): 湾れて小丸に返る。 登録:Others: 東京都
|
【解説】豫州西條住貞重入道作は、本名を今井竹重。明治24年1月4日、愛知県西条市生まれ。刀銘を鉄心入道平貞重、蚊竜子平貞重と号す。はじめ人間国宝・高橋貞次に入門し、昭和10年文部省後援第1回新作日本刀展覧会で総裁名誉賞特選、第2回では最高文部大臣賞を、その後も多数の受賞を果たします。隠岐神社ほか多くの奉納刀謹作するなどして、日本刀学院名誉鍛錬師範に就任。倉陸軍造兵廠指定刀匠などを経ます。一文字、津田助広の作域を目指し鍛刀しました。彼の高い技量を示した作品群は現代刀匠史にその名を残すことになります。 本作は刃長が、二尺四寸を超え、身幅元先ともに広く、重ねも確りの堂々とした体配の御刀です。栗原信秀の追刻で知られる刀身彫刻の名人、越後三条の阿部昭忠(本名松一)の手により、表に不動明王と凡字、裏に玉追龍が刻されています。彫刻は繊細濃密であり刀身を飾って引き締めています。地鉄は良く練れた板目肌で地沸がつく強い鍛地です。刃文は匂主体の丁子乱れ刃紋で、特に物打ち辺りには小沸がついて沸粒が輝き、刃中には足入り、砂流し、金線がよくかかって働き盛んで覇気があります。帽子は湾れて小丸へと返ります。茎は生ぶで立派な刻銘に感服させられます。 この刀は最盛期に鍛刀された貞重の入念作で、更に河野昭忠名人の手による緻密な彫刻も施されており、滅多に出物が無い豪華な一振です。白鞘、金着二重ハバキ。
|
誠友堂の商品はすべて二つとない、一品物でございます。
お求め逃がしのございませんよう。
掲載されている商品は店舗でご覧いただけます。ご来店の前にお電話にてご確認ください。
写真画像
写真をクリックすると、拡大表示されます。拡大画像の左側をクリックすると前の写真に、右側をクリックすると次の写真に移動します。下部に閉じるボタンがあります。
ご記入頂きましたお客様の個人情報は、日本刀・刀剣 誠友堂を運営する株式会社 銀座 誠友堂が適切かつ安全に管理いたします。個人情報の取扱いに関して詳しくは、弊社の販売規定をご覧ください。
日本刀販売 株式会社 銀座誠友堂
〒100-0006 東京都千代田区有楽町2-10-1 東京交通会館2階
メール: touken@seiyudo.com 電話:03-3558-8001
特定商取引法に基づく表示
|