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トップページ » 日本刀販売 刀剣販売 刀販売 » 刀・太刀 » 刀 無銘 肥前忠国 (KA-010703)
今でも重要視される上野国立博物館時代の特別貴重刀剣認定書が附いて、派手な互の目丁子乱れを見事に焼いた肥前忠国の御刀です。

刀 無銘 肥前忠国 新刀上作 業物 昭和39年 上野国立博物館 特別貴重刀剣認定書

katana [Hizen Tadakuni] (wazamono) [N.B.T.H.K]Tokubetu Kityou Token


刀 無銘  肥前忠国  新刀上作 業物 昭和39年 上野国立博物館 特別貴重刀剣認定書

品番:KA-010703
価格 特価(price)売約済/sold out(JPY)
(消費税込。10万円以上の商品は国内送料込)

鑑定書:Peper(Certificate): 昭和39年 上野国立博物館 特別貴重刀剣認定書

国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai):肥前国,佐賀県(Hizen) 江戸時代・寛永頃(Edo era 1624年頃)

刃長:Blade length(Cutting edge): 68.1cm(二尺二寸五分) 反り:Curve(SORI): 1.9cm
元幅:Width at the hamachi(Moto-Haba): 3.02cm弱 元鎬重:Thickness at the Moto-Kasane: 0.67cm
先幅:Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.35cm 先鎬重:Thickness at the Saki-Kasane: 0.55cm 
茎:Sword tang(Nakago):大磨上。浅い勝手下がり鑢目。穴二。

体配:Shape(Taihai): 鎬造、庵棟、中切っ先。
地鉄:Jigane(Hada): 小板目肌極めて詰んで粉糠肌となる。
Temper patterns(Hamon): 大互の目丁子乱れ。
帽子:Temper patterns in the point(Bohshi): 湾れて小丸へ返る。
登録:Others: 大阪府登録

【解説】肥前忠国。江戸初期の寛永頃の刀匠で、広貞の子と云われています。初代「忠吉」の異腹弟「吉家」次男で俗名は橋本六郎左衛門。佐賀藩に仕えました。初名は広則。寛永11年に播磨大掾を受領し忠国と改名します。肥前国住播磨大掾藤原忠国、播磨大掾藤原忠国、肥前住播磨守藤原忠国などと銘を切りました。
本作体配は、磨り上げるも二尺二寸五分という常寸に迫る刃長を残し、身幅は尋常、棟重ねに比して鎬は高い造り込み。反りが利いて流石は肥前刀。何時もながらの美しい刀姿には関心させられます。地鉄は小板目肌が精微に詰んで肥前の糠肌となり地沸が付きます。刃文は沸出来で匂い深く出入る、焼き幅に高低がある派手な互の目丁子乱れです。足、砂流し、金線もよく働いており、ハッとするような見事な仕上がりの刃紋です。鋩子はそのまま湾れ調子となり小丸へと返ります。茎は大磨上げで時代の雰囲気がある状態。白鞘、金着せ腰祐乗鑢仕上一重はばき。今でも重要視される上野国立博物館時代の特別貴重刀剣認定書が附されています。

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