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この刀は、長曽祢乕徹ファンの御客様にも必見となる、千手院和泉守源守正作の作柄特徴が顕著に示された立派な拵付き刀の優品です。

刀 千手院和泉守源守正作 附 拵 特別保存刀剣鑑定書 業物

Katana [Senjuin-izumi-no-kami Minamoto Morimasa(Wazamono)] [N.B.T.H.K] Tokubetsu Hozon Token


刀 千手院和泉守源守正作 附 拵 特別保存刀剣鑑定書 業物

品番:KA-050120
価格 (price)御成約/sold out(JPY)
(消費税込。10万円以上の商品は国内送料込)

鑑定書:Paper(Certificate): 特別保存刀剣鑑定書

国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai): 武蔵国,東京都(Musashi) 江戸時代初期 寛永頃(Early Edo period 1624~)

刃長:Blade length(Cutting edge): 69.6cm(二尺三寸弱) 反り:Curve (SORI): 1.6cm
元幅:Width at the hamachi(Moto-Haba): 3.30cm 元鎬重:Thickness at the Moto-Kasane: 0.72cm
先幅:Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.60cm  先鎬重:Thickness at the Saki-Kasane: 0.60cm
拵全長:Length of Koshirae: 約 99cm  茎:Sword tang(Nakago): 生ぶ、切鑢目、目釘穴1個。

体配:Shape(Taihai): 鎬造、庵棟、中切っ先。
地鉄:Jigane(Hada): 板目肌、地沸付く。
刃文:Temper patterns(Hamon): 互の目乱れ。
帽子:Temper patterns in the point(Bohshi): 直で小丸へ返る。
登録:Registration Card: 香川県 昭和39年

【解説】千手院和泉守源守正は後に千手院盛國と改名します。美濃国赤坂千手院の末裔で江戸千手院と呼ばれました。美濃から江戸へ出てからは和泉守兼重の門人となり作刀しました。なお、守正の作品は、時期を同じくして江戸で鍛刀していた長曽祢乕徹と深く交流があった様子で、長曽祢乕徹虎徹、乕徹門人の長曽祢興久に総じて類似した作風であり、刻銘までも乕徹の(はねとら)銘と通じる感が有ります。千手院和泉守源守正、また千手院盛國在銘の現存品は何故かそう多くは無く、本刀は貴重な資料となる御刀ということになります。本作、刃長が二尺三寸で、身幅、元先確りとし重ねもガッシリとある健全な体配を呈す御刀です。地鉄は、小板目肌に杢目まじり練れて地沸つく強い鍛の肌で、鎬地は柾目肌が強く流れます。刃文は湾れで焼きだし互の目が乱れる刃文で、匂い明るく深く刃縁はよく沸て、飛び焼きを交えます。刃中には足、葉、他さまざまな働きが現れます。帽子は浅く湾れて先掃き掛け心となり小丸へ深く返ります。茎は生ぶで、鑢目、刻銘ともに確りとして錆味も良好です。附の拵は写真の通りで大変立派なものです。非常に御金がかかった作品です。
この刀は、長曽祢乕徹ファンの御客様にも必見となる、千手院和泉守源守正作の作柄特徴が顕著に示された拵付き刀の優品です。白鞘、金着二重はばき、附 青貝微塵塗笛巻鞘打刀拵、特別保存刀剣鑑定書。

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