刀　加藤兼国造之　海軍刀　大日本帝国海軍太刀拵　鮫鞘 昭和十九年一月吉日

品番：KA-08101
価格 (price)売約済/sold out(JPY)
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特価品

国・時代：　昭和１９年

刃長：64ｃｍ（二尺一寸一分二厘）　反り：1.4ｃｍ　元幅：3.14ｃｍ　元鎬重：0.7ｃｍ
先幅：2.2ｃｍ　先鎬重：0.55ｃｍ
茎：生ぶ、鷹の羽鑢目、目釘孔一

体配：中切先、鎬造、庵棟、樋入。
地鉄：小板目肌詰む。鎬地柾目。
刃文：中直刃湾れ小沸良くつく。
帽子：大丸に返る。
登録：東京都　昭和４１年

【解説】
海軍刀です。刀身は現在の加藤兼国（優秀賞など数々の賞を受賞歴がある名匠で、現在玉鋼のカスタムナイフで世界にその名を馳る。）の叔父にあたる御方の鍛刀です。拵は非常によく手入れがされていて誠に綺麗です。鮫鞘も海軍刀拵で一般に見る、細かい粒の鮫皮ではなく、大きな親粒がついた貼り合わせが無い見事な一枚皮を使用している貴重な品です。金具は近年の手入れが施されています。下緒もついて完璧です。軍刀には珍しいのですが、刀身は白鞘に収められていて、はばきも立派な金着せが添えられており、前の持ち主の御方が本刀をいかに大切にされていたかが伺い知れます。ここまで綺麗に保存するには相当な御金がかかったことでしょう。刀身は当時の軍刀のほぼ常寸です。体配は元先の幅差が適度でスラリと美しいです。鍛えは微塵に詰んでいます。刃文は中直刃湾れて匂い深く小沸ついて白く明るく映えています。帽子は大丸に返っています。茎の状態も嫌な朽ち込み一切無く好ましく、とにかく内外ともに保存状態が極めて良い一振りになります。通常の刀剣商は軍刀の扱いを嫌いますが、品物が良いので今回は特別にご紹介させていただきました。軍刀マニア、日本軍軍装マニアの御方には必見の品です。

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