天田昭次、重要無形文化財保持者(人間国宝)傑出の一振りです。
刀 天田昭次作之 平成二年弥生吉日 人間国宝 特別保存刀剣 附 共箱
Katana [Amata Akitsugu] [N.B.T.H.K]Tokubetsu Hozon Token, Important intangible cultural property holder
品番:KA-090618
価格 (price)御成約/sold out(JPY)
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鑑定書:Paper(Certificate): 人間国宝(重要無形文化財保持者)特別保存刀剣鑑定書
国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai): 新潟県(Nigata) 平成2年(Heisei era 1990)
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刃長:Blade length(Cutting edge): 73.4cm(二尺四寸二分)反り:Curve(SORI): 1.9cm 元幅:Width at the hamachi(Moto-Haba): 3.40cm 元鎬重:Thickness at the Moto-Kasane: 0.77cm 先幅:Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.80cm 先鎬重:Thickness at the Saki-Kasane: 0.65cm 茎:Sword tang(Nakago): 生ぶ、勝手下がり鑢目。目釘穴1個。
体配:Shape(Taihai): 鎬造、庵棟、中切っ先。 彫物:Engraving: 表裏に棒樋を掻き流す。 地鉄:Jitetsu(Hada): 板目肌。 刃文:Temper patterns(Hamon): 互の目乱。 帽子:Temper patterns in the point(Bohshi): 乱れて小丸へ返る。 登録:Registration Card: 新潟県
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【解説】本品は、現代刀匠の最高位である重要無形文化財保持者(人間国宝)天田昭次刀匠の作品です。 天田昭次(天田誠一)は昭和2年8月4日、刀工「天田貞吉」の長男として、現在の新潟県新発田市に生まれました。9歳で父を亡くした昭次は昭和15年、13歳で上京し、日本刀鍛錬伝習所に入門します。同29年に文化財保護委員会より作刀認可されると、翌年の第一回作刀技術発表会に於いて優秀賞を受賞しました。若くして頭角を表した昭次は、名刀展に於いて3度正宗賞を栄誉(昭和52年,60年,平成8年)に輝き、1990年(平成2年)には全日本刀匠会理事長に就任します。1997年(平成9年)には、重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定されました。平成11年、勲四等旭日小綬賞を受賞。 天田昭次は永年にわたり自家製鉄を行い、玉鋼の研究、鍛錬法を工夫し、山城伝、相州伝、備前伝といった様々な作風を会得しました。2013年(平成25年)6月26日、85歳で亡くなるまで数多くの名作を残しました。本作は1990年(平成2年)の作品で、ちょうど昭次が全日本刀匠会理事長に就任した年に鍛刀された作品です。地鉄は板目肌が練れて詰んだ精美な鍛えに地沸微塵に厚くつき、刃文は互の目が華やかな乱れる刃を焼いており、地刃共に明るく冴えるなど、人間国宝、天田昭次刀匠の技量を余すところなく示した傑出の一振りです。※共箱付、白鞘、特別保存刀剣。金着せ二重はばき
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