短刀 備前国住長船祐定作 天正五年二月吉日 附 変塗鞘短刀拵 特別保存刀剣鑑定書
Tanto [Bizenkoku-ju osafune Sukesada][N.B.T.H.K] Tokubetsu Hozon Token
品番:TA-040620 |
鑑定書:Paper(Certificate): 特別保存刀剣鑑定書
国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai):備前国,岡山県(Bizen) 安土桃山時代 天正5年(Azuchimomoyama period 1577) |
刃長:Blade length(Cutting edge):25.1cm(八寸二分) 反り:Curve(SORI):反りなし |
【解説】備前祐定は室町後期に大活躍した一大刀工群であり、備前刀の代名詞として今昔を問わず常に人気が有ります。本作は俗に言う天正祐定の短刀です。その体配は整い実戦に配慮された精悍な姿を持ちます。地金は板目肌で鎬にかけて映りが立ちます。刃文は匂い主体に小沸付く湾れ刃です。刃中には、葉、砂流し、金線が微妙に働いて非常に力強い印象です。帽子は先とがり棟にかけて深く返ります。備前茎と呼ばれる茎尻の広い独特の形はもちろん生ぶで、天正五年二月吉日と裏年期が入っています。天正五年(1577年)と云うと、織田信長が総勢十万ともいわれる軍を率いて紀州攻めをした年で、雑賀の戦い、信貴山城の戦い、中国攻め、手取川の戦い、七尾城の戦いなどの戦があちこちで起きて世の中が騒然した雰囲気に包まれた時でした。先ほど実戦に配慮と説明しましたが、重ねが厚く、切っ先の焼きが大きく、万一先が折れても研ぎ直して帽子が残るように配慮されるなど、本刀は、まさに武士が命を張った時の短刀であり、戦乱の世の厳しさをしみじみと感じ得る一振りです。白鞘、附 変塗鞘短刀拵、金着一重はばき。特別保存刀剣鑑定書。 |
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