本作は室町初期の作で、中青江と称せられる延文頃の守次に続く刀匠の作。
短刀 備中住守次作 日本美術刀剣保存協会 特別貴重刀剣
Tantou [Moritugu]NBTHK Tokubetukityou-Touken
品番:TA-098114
価格 (price)売約済/sold out(JPY)
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鑑定書:Paper(Certificate): 日本美術刀剣保存協会 昭和46年特別貴重刀剣
国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai) : 備中国(Bitsucyu)・ 室町時代初期(Muromachi era)
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刃長:Blade length(Cutting edge): 27.27cm(九寸一分) 反り:Curve(SORI): 内反 元幅:Width at the hamachi(Moto-Haba): 2.43cm 元鎬重:Thickness at the Moto-Kasane: 0.55cm 先幅:Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.15cm 先鎬重:Thickness at the Saki-Kasane: 0.45cm 茎:Sword tang(Nakago): 生茎、筋違い鑢目、目釘孔二
体配:Shape(Taihai): 平造り。三つ棟。 地鉄:Jigane(Hada): 小板目肌に杢目交える肌立ち心の肌合。映りが立つ。 刃文:Temper patterns(Hamon): 互の目。 帽子:Temper patterns in the point(Bohshi): 小丸に返る。 登録:Others: 東京都 昭和31年
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【解説】備中守次といいますと、古青江、青江の祖。鎌倉初期をくだりえぬ名作があります。本作は室町初期の作で、時代は南北朝、次直・次吉とともに時代中青江と称せられる延文頃の守次に続く刀匠の作です。 作品は刃長が九寸という立派な短刀で、反りは内反り。棟が三つ棟となる誠に上品な姿の一振りです。地鉄は小板目肌に杢目を交え肌立ち心に映りが立って潤いがあります。刃文は互の目で匂いが締まり心に細かな砂流しと金線を絡め働きます。帽子はそのまま小丸へ返ります。茎は鑢目がしっかり残り、銘も朽ち込まないで健全です。時代室町初期にして既に600年は経とうかという作品でありながら、先に申した通り健体そのもので貴重な短刀となります。一番の見どころは地鉄の肌。じっくりと鑑賞していただきたいと思います。日本美術刀剣保存協会 昭和46年特別貴重刀剣 金着せ二重はばき。
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