鍔　無銘　京透　糸巻雁金透鍔　保存刀装具鑑定書

品番：TU-021217
価格 (price)230,000円(JPY)
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鑑定書：Paper(Certificate): 保存刀装具鑑定書

国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai)：江戸時代(Edo era)

竪丸形　鉄地　地透　角耳小肉
縦：Length: 7.97cm　横：Width: 7.84cm　切羽台厚：Thickness: 0.53cm　重量：Weight: 64g
桐箱入(In paulownia wood box)

【解説】
無銘ながら京透かしと鑑定された鍔です。竪丸形の造り込みによく錬られた地鉄、中央に糸巻きを大きく透かし、周りには24羽の雁金を配しています。地透かしという手法で、耳を角小肉にして姿の整ったものです。本作は大振りで切羽台も小判型になり、州浜もそれに習い大きくなっております。責め金も力強く打たれ、江戸初期は下らないものと鑑せられます。
京透かしというのは鍔工群の呼称で、戦前では時代の上るものを平安城透かし、下るものを京透かしと区別しました。最近では鉄物の優品が少なく、本作は京透かしのお手本のような出来で勉強には好資料です。