脇差 無銘 播州 多田貴勝 日本刀剣保存会鑑定書
Wakizashi [Tada Takakatu] [N.T.H.K] Nihon Token Hozon Kai
品番:WA-011312 |
鑑定書:Paper(Certificate): 日本刀剣保存会鑑定書
国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai): 摂津国(美作)(Settu)文化頃(Edo era1804年頃) |
刃長:Blade length(Cutting edge): 54.5cm(一尺八寸) 反り:Curve(SORI): 0.9cm |
【解説】多田貴勝、本名は多田荘七郎。津山住(中国地方の東部、岡山県北部の市)初代多田貴勝は尾崎助隆の門人で播磨にて作刀を学びます。同期の門人には、水戸の直江助政、大坂の天龍子正隆などがおります。作刀は寛政ころより見られ、多田貴勝作、多田貴勝浪華、貴勝、などと銘を切ります。作風は師助隆に良く似て、小板目肌詰んだ鍛地に大乱れ濤乱刃風の刃紋を焼きました。子の多田庄七が、同地で貴勝二代を継ぎました。多田貴勝の作品を見ると、そのどれもが出来映え優れたものであり、刀匠としての腕前の高さをうかがい知ることが出来ます。 |
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