脇指 菊紋 山城守藤原国清 寛永十九年二月日 (初代) 業物 保存刀剣鑑定書
Wakizashi[Yamashirono kami kunikiyo Kikumon kanei 19 Year] (First generation)[N.B.T.H.K]Hozon Token
品番:WA-041015 |
鑑定書:Paper(Certificate): 保存刀剣鑑定書
国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai): 越前国・福井県(Echizen) 寛永十九年(Edo era 1642年) |
刃長:Blade length(Cutting edge): 36.9cm(一尺二寸一分強) 反り:Curve(SORI): 0.6cm |
【解説】菊紋 山城守藤原国清(初代)の寸延短刀です。国清銘は数代の継承が見られますが、中でも初代が上手で位高く、年紀のある作品は少なく貴重です。寛永4年に山城大掾、翌寛永5年山城守を受領します。二代の国清は菊紋の下に一の字を刻すもので初代の作品にこれはありませんから容易に区別がつきます。活躍時期は初代が寛永頃、二代が寛文となります。初代は吉右衛門と称し、三代目助宗の子で堀川国広の門人となって鍛刀を学びました。本国は信州松代と云われ主君の松平忠昌が越後高田より越前福井に移る際に同地に移住しました。作品は彫り物あるもの多く、刃文は互の目乱れ、直刃小沸よく付くものを残しています。 |
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